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面接の事前準備をすると、不採用になる

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こんにちは、ちゃんのおです。

 

僕は今まで、就職活動の場において、
何社か面接に立ち向かってきた経験があります。

とはいっても、
5社くらい受ければ、1~2社は受かってきたので、
基本的には苦労をせず、就職活動を終わらせてきたのですが。

世の中には、
「何社も何社も落ちまくって困ってる!」
という人もいるので、今日はそんな方のために、

「面接必勝法」

を伝授していきたいと思います。

 

さて、就職活動というのは、

1.書類選考

2.1次面接

3.2次面接(1次面接で終わる場合もある)

という感じの流れが一般的だと思うのですが。

そんな中で、特に多い悩みが、
「書類選考は通ったけど、なぜか面接で落ちちゃう!」
という方です。

つまり、「履歴書・職務経歴書」などの書類上では、
しっかりと自己アピールをすることができるのに、、
いざ面接の時になったら、ちゃんと自分をアピールができない。

そして、不採用になってしまう、と。

 

で、今回は特に「面接」という種目においての、
最適な立ち振る舞いについてを定義していきたいのですが。

まず僕は、不採用になってしまった彼らの面接エピソードを聞く度に、
生意気な言い方になってしまうかもしれませんが、

「ああ、そりゃ落ちるっしょ」

と言いたくなってしまう時が多々あるのです。

というのも、なぜか多くの人は面接の場において、

1.いかに自分が優秀であるか
2.いかに自分が真面目であるか

という自己アピールを異常に披露したがる傾向が強くあるのです。

 

・・・。

ちがいます!

それは書類選考の時に強くアピールすべき事であって、
面接ではそこまで重要な要素ではありません。

なぜなら、我々応募者というのは面接官に対して、

「お!こいつとなら一緒に働けそうだ!」

と思わせるのが第一目的です。

となってくると、極端な話になりますが、
自分が優秀で真面目だと認識してもらったとしても、

「一緒に働きたくない!」

と思われてしまったら、その瞬間で終わりなのです。

優秀とか真面目とかは、
あくまでもプラスαの要素でしかないので、
そこを極めても、あまり効率的ではないんですよね。

例えば、ラーメン屋なのに、
餃子とチャーハンばかりにこだわってしまい、
肝心のラーメンは不味い、みたいな感じですね。

だったら、極端な話、
餃子もチャーハンも販売中止しちゃっていいから、

「とにかくラーメンの味を追求しろ」

って話になっちゃうじゃないですか。

それと同じで、面接中は、
「こいつと働きたい!」
と思わせる事だけに注力するべきなのです。

もっと言うと、新卒であったり、
実務経験の浅い応募者の「優秀さ」なんてたかが知れているし、
相手の面接官もあまり求めていません。笑

 

となってくると、
ここで重要になってくるのが、

「人間味」

という観点になってきます。

そして、逆に考えると、
ロボットのように無機質で、無感情で、
まるで指示待ち人間を彷彿とさせてしまってはダメなのです、・・・が。

面接に失敗した人の話を聞くと、なぜか面接の前に、

「事前準備」

をしっかりとしている人が非常に多いのです。

 

しかし、それは逆効果だと思うんですよね。

なぜなら、事前準備した物を機械的に発表するだけでは、
それこそ、「人間味」が欠如していまう行いになってしまうからです。

 

一度、ここで原点にもどりますが。

面接というのは、

「面接官が求めている事に応える」

という種目内容ですよね。

となってくると、
むしろ事前準備をしっかりしてしまっては、
足枷になってしまう危険性が生じてしまいます。

例えば、自分が最高級の大トロを用意したところで、
相手はマックのハンバーガーが食べたいだけだった、みたいな。

その場合、何万円もかけて大トロを手に入れた人間よりも、
近所のマックでハンバーガーを買っただけの人間の方が、
なぜか評価される、という骨折り損のくたびれ儲けになってしまう場合があるのです。

つまり、面接で重要なのは、
面接官が何を求めているのか、を探し当てるための、
その場その場の「アドリブ力」こそが最重要だったりもするのです。

となってくると、事前準備した内容を、
画一的に吐き出す事に重きを置いてしまうと、
その場の流れを読む事ができなくなってしまいます。

その結果、相手が求める応えを提出できなくなってしまのです。

例えば、相手が体育会系なら、感情論を混ぜまくって情熱アピールをしたり、
むしろ文化系の面接官を相手にする場合は、
感情論の体育会系を暗に批判する内容を織り交ぜたり。

こんな具合に、アドリブで面接に対応した方が、
真面目アピールとか優秀アピールよりも、
ちゃんと相手が求める人物像を演出することができるのです。

その結果、面接での好感触を手に入れる事ができるようになります。

あとはそっちの方が、単純に面接場の空間も楽しい雰囲気になるし、
他の応募者とちがって差別化もできるから、
自分という人間を、覚えてもらえるようにもなれるのです。

 

ちなみにこんな話をすると、

「そこまでして面接に受かりたくないし!」
「面接官の事を考えずに、自己アピールだけに没頭したい!
そんな自分を受け入れてくれる会社にしか行きたくないし!」

という反論が予想されますが、
もちろんその場合は、それでもいいと思います。

だけど、ありのままの自分で勝負したいのならば尚更、

「事前準備して面接に挑むなよ」

って話になるので、
いずれにしろ、アドリブこそが最重要であり、
事前準備は悪という発想になってしまいますね。

アドリブで吐き出された対応こそが、素の自分に近いわけだし。

というより、素人お手製の事前準備を、
淡々と聞かされるだけの面接官の立場ってかわいそうに思いませんか?

事前準備した自己アピールをするのって、
それってもはや、「採用されたい欲」ではなくて、
「発表したい欲」に転換されちゃってる気がするんですよね。

だけど、面接の場でそんな事をしてもしょうがないので、
あくまでも採用される事にコミットする場合は、
むしろ発表したいことが存在しない方が、上手く行ったりする場合も多々あるのです。

 

もちろん、今回の話には例外も一部あって。

社長の思想理念を突きたい場合は、少し変わってくるんですよね。

例えば、社長がtwitterをやっている場合とか。
社員旅行のブログ記事がアップされていた場合とか。

その場合は、まるでストーカーのように、
深く調べ尽くして、相手との距離を面接中に近づけたい時に便利だったりします。

一見して、どうでもいい話とか、
相手のプライベートに関わる話とかですね。

そういった隠し味的な要素を追求する場合は、
事前準備として調べておくと、面接の雰囲気が和やかになってくれたり、

「おっ、俺の事わかってくれてるじゃん!」

と抱かせる事に成功しますからね。

 

例えば、社長の個人ブログとかで、

「海外にばかり目を向ける業務よりも、日本国内に重きをおくべきだ!」

という記事があったとしたら、
まるで面接中にアドリブで思いついたかのように、

「日本企業の多くは、まずは国内に目を向けるべきですよね~」

という感じで、まるで自分の意見のように、
相手の欲望をくすぐるような内容を、先回りして事前準備するのは功を奏します。

これは自分語りのように見せかけて、
あくまでも相手が主人公の話になっていますよね。

会社で働いている人間の思想を、突く事ができているので、
これだけで面接官との距離がグッと近づけますよね。

ちなみにこれは、人事との面接というより、
社長との面接とかでより有効な手なので、ちょっと使い勝手が悪い戦法かもしれませんが、
まあ、あくまでも例外として。

 

最後に総括をすると

1.
「優秀さ」「真面目さ」は書類選考でアピールすることであって、
面接でアピールすることではない。

2.
面接では「こいつと一緒に働きたい!」と面接官に思わせるために、
「人間味」をひたすらアピールしよう。

3.
事前準備をして自分語りをするのではなく、
面接官の出方を伺いながら、アドリブで面接に対応しよう。

4.
社長が個人ブログをやっていたら、
事前にチェックしておくことで、楽しいおしゃべり空間を演出することもできる。

まあ、こんな感じですね。
「4」に関しては、あくまでも隠し味程度の話ですが。

いずれにしろ、面接に対しての事前準備は逆効果になる場合が多いので、
良い意味で無思考というか、軽いノリで向き合った方が、
面接官から好印象を得られますよ、って話でした。

僕が採用された時も、だいたいこんな感じでした。

 

どうせ落ちる時は何をやっても落ちるし、
だったら緊張するだけ馬鹿らしいので、面接を楽しむ位の気持ちの方が、
意外と受かったりするものです。

あとは単純に場数を増やして、場慣れするのが一番なので、
物見遊山の感覚で、遊び半分でどうでもいい会社の面接を受けに行くのも、
緊張をほぐすためにオススメですよ。

僕も最初の頃は、あえて興味がない会社の面接に行ってみたり、
メンタルを鍛える目的で場数を増やしていました。

最初は僕も面接のイメージトレーニングを頭の中で何回もやったり、
「面接官が〇〇という質問をしてきたら、△△と答えよう!」
みたいな感じで、シュミレーションを妄想していましたね。笑

だけど、それが上手くいった試しがなかったので、
あえて頭空っぽで面接に挑んでみたら、次々と採用されるようになったのです。

まあ、銀行とか保険とか、
お堅い業界には通用しないのかもしれませんが、
十中八九の業界では、アドリブ面接の方が良いと思うんですよね。

 

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名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

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