島田紳助がもしイケメンだったら
僕は常日頃から、
「面白い情報を発信しまくって、相手を喜ばせるぞ!」
と企みながら、
面白い文章であったり親しみやすい文章の、
ライティングを切磋琢磨しているわけですが。
最近、そのための重大なヒントを、
“島田紳助”さんから盗み出すことに成功したので、
今回はその旨を共有したいと思います。
と、その前に。
そもそもあなたは、
紳助さんにどんなイメージを抱いていますか?
もちろん悪い印象とか、乱暴なイメージとか。
負の部分も色々あるとは思いますけど。
僕は一貫して、
「この人はどうしてこんなに面白いのだろう?」
と甚だ憧れの念を抱いていました。
おそらく芸能界、いや、日本で一番、
トークのレパートリーが豊富な人物なのでは?
と僕は思うんですよね。
恋愛の話をしてみたり、スポーツだったり、
勉強、法律、動物、料理、音楽、
そしてもちろんお笑いだったり、etc…。
紳助さんはどんなジャンルにでも、
密接に対応ができる、ユーティリティプレイヤーの権化、
だと思っていました。
彼がネタ切れで詰まった所を見たことがないし、
常に斬新な切り口で、多様多種の業界の裏話を織り交ぜたり、
視聴者を飽きさせない工夫を常に凝らしている印象でした。
だから、ダウンタウン松本さんの、
「もしこの世にラジオしか存在しなかったら、島田紳助が天下を獲っていた」
という発言にも頷けるのです。
さてそんな紳助さんですが。
彼の一番のコンプレックスって何かご存知でしょうか?
地位名声金、ありとあらゆる欲望であったり、
夢を実現された方なので、彼に悩みなんてないだろうと、
僕は勝手に思っていたのですが。
紳助さんはボソッとつぶやきました。
「俺がイケメンだったらなぁ・・・。」
それこそ過去に、
“ビューティーコロシアム”のような、
美容整形をテーマにした番組に携わったり、
イケメン・美女の芸能人と人一倍接触しただけあってか。
彼は自分の容姿の醜さに嫌悪感を抱いているらしいのです。
しかし僕は、この発言を聞いて、親近感を抱いたと同時に、
「あれ、その悩みは矛盾しているのでは?」
と疑問を感じました。
というのも僕は昔から、
「美男美女に面白い人は少ない」
と思っているのです。
そもそも美男美女というのは、
何もしなくても周りから勝手におだてられるわけです。
例えばジャニーズのアイドルが、
「ジャニーズに入社した理由?
俺は入所するつもりはなかったけど、
親戚の姉ちゃんが勝手に俺の履歴書送っちゃったんだよね。
そして余裕で合格しちゃったわけ。
はあ、俺みたいに周りから支持されちゃう立場も大変だぜ。」
みたいな自虐風自慢が、
ジャニーズあるあるとして存在すしています。
万事この調子で、美男美女というのは、
そもそも凡人とはスタート地点からちがっているのです。
でもだからこそ、
美男美女ではない凡人は、
並々ならぬ細心の注意を払うわけです。
そして、その最たる例が、
「ファッションと筋トレの世界」
にがっつり反映されています。
僕はファッションが好きなので、
ドメブラからハイブラのお店まで、
色んな店舗に足繁く通っているのですが。
なぜか大半のブランドで、
「Sサイズが即完売して、Lサイズが売れ残る」
という珍現象が頻繁に発生しています。
つまり、背が低い人の服はすぐに売り切れて、
背が高い人の服は売れ残るのです。
でもちょっと考えて欲しいのですが。
普通に考えたら、
ファッションって背が高い人の方が有利というか、
適応性が高いのです。
特にハイブランドだと、
欧米人の体型をベースに作られているので、
尚更、身体の大きい人が有利な独壇場です。
しかしなぜか、
背が低い人の方がファッションに造詣が深い、
という矛盾があります。
そしてもう一つ、筋トレの話になりますが。
最近僕は、スポーツジムで頻繁に、
筋トレをするようになったのですが。
なぜかスポーツジムの会員って、背が低い人が多いのです。
ボディビルダーの世界でも、
170cmは大柄の部類とされているし。
しかし、背が高い人というのは、
あまりスポーツジムに通わないイメージがあります。
さて、勘の良い人は既にお気づきだと思いますが。
背が高い人って、
なまじっか恵まれた存在であるが故に、
「自分の外見を向上させよう!」
という野心が欠如しているケースが多いんですよね。
「俺は背が高いから、
筋トレとかファッションは手抜きでもカッコ良いでしょ。」
みたいな驕りがどこかにあると思うんですよ。
それに対して、背が低い人は、
「俺はスタイルが悪いから、せめて筋トレだけは頑張るぜ!
俺はチビだから、せめてオシャレには気を使うぜ!」
というハングリー精神を強く抱く事が多いのです。
その結果、
「ファッションと肉体改造は、背が低い人の方が造詣が深い」
という現象が発生していると思うのです。
つまり、
「コンプレックスを所有した人」
というのは、それを悟られないように、
他の部分で未熟さを補填しようと熱くなる傾向があります。
魅力的な存在になろうと、人一倍頑張れるわけです。
だから紳助さんの、
「俺がタッキーみたいな顔に生まれたら、もっと人生は幸せだった!」
という発言は、僕は間違っていると思うのです。
もし紳助さんがイケメンに生まれていたら、
「俺イケメンだし、勝手に周りがチヤホヤしてくれるし、
面白い話とかネタとかべつに考えなくていっか。
むしろ口数が多いとダサく見られるし、無口キャラでいくぜ!」
みたいな発想に陥る危険性すらあるので、
面白い人間にはなれなかった気がするのです。
さてそんなことを学んだ僕は、
「何かしらコンプレックスを抱えている」
というのは大きな武器になるし、
それが原動力で何か面白い物が生み出せるキッカケになるのでは、
と内心では考えるようになりました。
ネット上で情報発信する人って、
武勇伝とか自慢とか、自分が有利な話をしたくなっちゃうものですが、
強がってもしょうがないので、自分のコンプレックスも正直に話そうと思います。
そして、それに共鳴した人が集まって、
そのコンプレックスを補填するために熱くなろう奮起していく。
そんな環境を生み出すことに成功したら、
すごく前向きなブログになるのではと思い、これから作っていこうと奮い立った今日この頃です。
ーーーーーーーーーーーー物足りない方へーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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