• このエントリーをはてなブックマークに追加

男が相澤皮膚科でニキビ治療した話

2017.09.03

2件

Pocket
LINEで送る

今日はニキビに悩んでいる方に向けて、
おそらく日本一ニキビに造詣が深いであろう皮膚科、
「相澤皮膚科」に僕が通院していた時の話をしたいと思います。

「なんで自分だけこんなにニキビができるんだろ…。
なんとかしたいけど、何すればいいんだろう?
食生活を改善しても、薬局の薬を塗っても、ニキビがずっと治らん!」

という方に向けて、
とことん刺さればいいなぁ、と思います。

 

では、さっそく。

 

僕は現在27歳。

さすがにニキビに悩む年齢でもなくなり、
現在では美肌とまではいわずとも、まあ人並みの肌質になったわけですが。

10代の頃は、思春期ニキビに悩んだ時期もありました。

今考えると、笑い話になりますが、
当時はけっこう真剣に悩んでいたものです。

当時、ニキビに悩みはじめた僕は、
まずはじめに、市販のニキビクリームを試してみましたが、
イマイチ改善はしませんでした。

これに対して、
「市販のクリーム?いやいや・・・、まず皮膚科行けよ!」
って思うかもしれませんが、

当時は、

「ニキビごときで皮膚科に行くのはオカマだろ!」

という謎のプライドがあったので、
なかなか医師に相談する気になれなかったんですね。

 

しかし…。

さすがに、
そうも言ってられなくなるほど悪化してきたので、
次第に不安になり、しぶしぶ近場の皮膚科に通うことに決心しました。

とはいっても、
地元はなんとなく知り合いに会うんじゃないかと、
気が気がじゃなかったので、わざわざ隣町の皮膚科に予約してみました。

さて、病院に到着した僕は、
今か今かと診察の順番待ちの末、
やっと自分の順番が回ってきたわけですが。

 

僕は愕然としました。

 

医師
「次の方、ちゃんのおさんどうぞー。」


「どうも、今回はニキビの悩みで相談に来ました。」

医師
「・・・ニキビ?ああ、じゃあこのビタミン剤と、この抗生物質で。
あとは早寝早起きを心がけるように。以上!」

 

!?

 

突然のことで僕は面食らっちゃいました。

医師はこれといって僕の肌もろくに見ず、
まるでマニュアルと言わんばかりのおざなりな対応で、
薬局で渡す薬の申請書(?)を速攻で僕に突きつけてきたのです。

僕の診察はわずか30秒で強制終了させれました。

「う~ん、でもまあ、ニキビ治療なんてこんなもんか。」

という自己暗示にも似た納得を、自分に言い聞かせ、
僕は足早に帰路に着いたのを今でも覚えています。

 

さて、お察しのとおり、
僕のニキビは一向に改善されませんでした。

専門的な話になりますが。

当初は、白ニキビと呼ばれる種類のニキビだったのですが、
みるみるうちに、赤ニキビ→黄ニキビと次第に悪化していき、
最終的には手に付けられないほど、状態は悪化しました。

さすがに笑えなくなってきたので、
ちゃんと本格的に、ニキビと真剣に向き合おうと決意し、
僕はネットでありとあらゆる情報を調べるようになりました。

プロアクティブとか。
ピーリング石鹸とか。
ビタミンc誘導体美容液とか。
ドクダミ茶一気飲みとか。

気が狂ったように古今東西の療法を調べ尽くし、
ありとあらゆる療法にすがりついた時期もあったのですが。

しかし、それでもそれでも、
一向にニキビが改善される気配は微塵もありませんでした。涙

 

そんなこんなで、何をやっても八方塞になった僕は、
一度頭を柔らかく、シンプルに物事を考えてみることにしました。

「やっぱりもう一度、皮膚科に行ってみよう」

という妥協案とも取れる苦肉の策を採用したのです。
(孤独で辛かったし、誰かに相談したかったんですよね)

とはいっても、
前回の皮膚科にもう一度通っても、イタチごっこになるだけなので、
次はちゃんと傾向と対策を練って、
ニキビ界の名医にぶつかっていこうと僕は企みました。

そこで色々と調べてみた結果、
どうやら「相澤皮膚科」という調布市の皮膚科が、
ニキビに対して異常に執着心を燃やしている、
と聞きつけました。

調布は僕の家からだと、片道2時間近くかかるので面倒ですが。

前回みたいに、
「30秒で診察終了するような、お粗末な皮膚科ではなさそうだ」
という直感があったので。

「これで最後にしよう」

と奮い立ち、僕は重たい腰を持ち上げ、
相澤皮膚科に予約の電話を一本入れました。

 

さて、診察の当日。

確か平日だったと思うのですが、
相澤皮膚科に到着した僕はまず、
待合室のソファが満席になっていることに驚きました。
(約20席くらいだったと思います。)

とはいっても、比較的回転率は高かったので、
おおよそ予約した時間通りに僕の診察の順番は回ってきました。

 

相澤皮膚科
「次の方、ちゃんのおさんどうぞー。」


「どうも、色んなニキビ対策してもイマイチなんですよね。」

相澤皮膚科
「なるほど、ではさっそくですが、お肌を拝見させてもらいます。
うーん、現在のあなたの症状は○○状態で、△△タイプのニキビに近いので、
この場合、××という薬品を朝に、□□を夜に患部に塗ってください。
あと、抗生物質は☆☆をお渡ししてみます。

次回の診察まではとりあえず、それで様子を見てみましょう。

ちなみに洗顔フォームに関しては、
もしよかったら当院監修の♪♪があるので、検討してみてください。」

 

10年近く前の話なので、
会話の内容は記憶が散漫になりますが、
確かこんな感じのやりとりが続いたのを覚えています。

とにかく本気度というか、ニキビに対する執着心が、
明らかに他の皮膚科とは一線を画しているのが一目瞭然でした。

前回の皮膚科とのあまりの格差に、カルチャーショックを受けた僕は、

「何か1つのことに夢中になってる人って、
凡人には理解できない領域にまで達するんだな~。」

と感慨深い気持ちを抱きながら、その日は帰路に着きました。

 

「そして、この日を境に僕の肌は劇的に改善された・・・!」

というわけでもないですが、
その後も何度か通いつめた甲斐あってか、
おかげさまで以前よりもマシにはなってきました。笑

診察後に相澤皮膚科の看護師?助手?からも、
洗顔の方法とか私生活での取り組み方とかも色々聞けたので、
それを真面目に実践するようになったのも大きかったのだと思います。

とはいっても、当時は僕もすでに19歳くらいで、
もはや少年というよりも青年に近い年齢だったので、
単純にニキビができなくなっただけという可能性も拭いきれませんが。笑

そんなこんなで、日増しに改善されていった僕は、
もはや通院する必要もなくなり、現在に至るという感じです。

でも、最初から相澤皮膚科に通っていれば、
「僕のニキビライフはもっと楽に、快調の一途を辿っていただろうな~」
という後悔というか無念は今でもあります。

少なくとも手持ち無沙汰で、
色んな療法に徘徊することにはならなかっただろうし。

いずれにせよ、
最初の皮膚科に行った時よりは、
ハッキリと手ごたえを感じることはできたので満足でした。

 

それにしても、この一件を経て僕が思うに。

相澤皮膚科の医師と、僕が最初に通った皮膚科の医師。

もしこの2人が酒を酌み交わしたら、
殴り合いの喧嘩に発展してもおかしくないのではと思います。笑

だって明らかに、
医療に対する価値観であったり、方向性がちがいすぎるというか。

相澤皮膚科
「ニキビは些細な悩みと軽視されているが、もっと真剣に向き合うべき症状である」

最初の皮膚科
「ニキビなんてくだらないことより、もっと他の症状を研究しようぜ」

という見解の相違が存在するわけだし、
話は絶対に噛み合わないと思うんですよね。

 

さて、話は長くなりましたが、
最後に無理矢理、僕の信念と絡めると。

相澤皮膚科はニキビに執着した末、僕を感動させちゃったわけです。

それと同じで僕も、
“面白い記事を書く”ということに執着すれば、
もっと読者を感動させることができると信じていこうと思います。

一朝一夕じゃ無理だけど、
これからも日進月歩で面白い文章を研究していきます。

そんな情熱を、相澤皮膚科に通院した思い出から、
ふと突然、インスパイアされた今日この頃です。

 

 

P.S

「ニキビに悩んでいるなら、皮膚科行け!」
と安直なアドバイスをする人は後を絶ちませんが。

「こちとらとっくに通った上で、それでも治らなかったっつーの!」
って感じですよね。

 

普通の皮膚科って、
「ニキビ?そんなのストレスが原因だ!ほれ、塗り薬プレゼント♪」
みたいな感じで、画一的な対応するところも多いし。

だから、あまりあてにならないし、
もし行くなら、面倒だけど複数の皮膚科行った方がしっくりくるんですよね。

それぞれの病院によって、
笑っちゃうくらいニキビに対する態度がちがうので。

ちゃんと親身になって話を聞いてくれる医師と、
「ニキビごときで皮膚科に来たのか」
という他人事の医師ではっきり分かれます。

 

車の免許って、資格はみんな一緒だけど、
所持している人間の運転技術が全員同じかと言うと、
まったくちがうじゃないですか。

アクセルとブレーキを間違える様な人もいれば、
尋常じゃないドラテクの人もいるわけで。

医師免許もそれと同じで、
所持している人間によって、それぞれ治療経験、知識技術は天と地の差があるので、
1人の医師だけの意見を盲目的に信用しない方がいいですよね。

複数の医師の意見をそれぞれ聞いた上で、
最終的には、自分の納得する治療を選択するのが一番賢いと思います。

まあ、それが面倒だったら、
ニキビに関してはとりあえず、
相澤皮膚科に一度行ってみると面白いかも。

他の皮膚科とは、ニキビに対する情熱が頭一つ抜けていたので。

 

P.S.2

ちなみにこの情報は、
僕が2009年頃に相澤皮膚科に通っていた当時の話なので、
現在はさらに診察体制も強化されているのではと思います。

そこで、もしよろしければ、
「最近相澤皮膚科に通ったぞ!」という人は、
一報をいただければ幸いです。

ぶっちゃけ現在の僕は、
ニキビの悩みからは解放されたので、もはや無縁の話になりますが、
話のネタとして膨らませたら面白いので、よかったらお願いします!

 

ーーーーーーーーーーーー物足りない方へーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関連記事

コメント

    • ゆうき
    • 2018年 2月 02日

    ニキビに異常に執着した皮膚科には笑ってしまいました。まったく同感です。私も皮脂腺を焼く治療、医療エステ、ビタミンC導入など…ありとあらゆる皮膚科へ行き、最後に相澤皮膚科へたどり着きました。自信に満ち溢れた相澤医師の技量で6ヵ月の治療で治ってしまいました。先生の温和な性格にも癒されました。

    • ワンワン
    • 2018年 2月 04日

    相澤皮膚科がなかったら、私はニキビで今も苦しんで
    にきびを呪い続けていたでしょう。

    相澤先生が近くにいてくれて、本当によかったです。
    先生みたく真摯で真面目に
    研究し続けている先生が近くにいない、遠方に暮らしている人は可哀想。

    アクネメディカルのスタッフさんも、相当なストレスを受けながら診察している先生を心配していました。
    いつまでもお元気でいてくれたらと願ってます。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

物足りない方へ

著者プロフィール



名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

そんな生活から抜け出したい!
自分から攻撃を仕掛けたい!

そこで、情報発信をはじめてみたら、
想像以上にアクセスが伸びて驚く。

もっともっと面白くしていくので、
これからもお付き合い願います!


詳しいプロフィールはコチラ

アーカイブ

カテゴリー