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僕の青春はラグナロクオンラインだった

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こんにちは、ちゃんのおです。

 

僕は昔、とあるゲームに、
数千時間以上のプレイ時間を注いだ事がありました。

気が狂いそうになるくらいプレイして、
学校もサボって、一日中引きこもって、二十歳前後の貴重な時間を、
そのゲームにつぎ込んだ過去があるのです。

周りのみんなが、勉強とかスポーツとか恋愛とか、
青春に明け暮れている中、僕は部屋に閉じこもってゲームに没頭していたのです。

 

そのゲームとはお題の通り、
「ラグナロクオンライン(RO)」
というゲームです。

 

いわゆるMMOと呼ばれる、パソコンのオンラインゲームで、
不特定多数の人達と関わりながら、狩りをしたり、
ギルドという組織を立ち上げて、戦争をしたり。

非常にシンプルな「ザ・ネトゲ」という感じの、
全盛期は過ぎたものの、今でも運営が続いている、
古典的なオンラインゲームです。

 

ROは数々の社会不適合者を輩出しただけあってか、
フォーマットとして非常に優秀で、いわゆるMMO業界の中で、
権化のような存在として君臨したわけですが。

このゲームには他のゲームには存在しない、
非常に優秀な設定がたくさんありました。

ROの魅力は何個も何個もあるので、
挙げだしたらキリがないのですが、今回は特にその中でも、
僕が一番感銘を受けた魅力を語りたいと思います。

それはなんといっても、

「カードシステム」

という設定でした。

というのも、ROというゲームは、
カードシステムを採用した事で、アクションゲームにおけるモンスター差別主義を、
撤廃させる事に成功したのです。

 

例えば、ドラクエを例に挙げてみますが。

ドラクエって基本的に最後の方は、
「はぐれメタル」を筆頭とした「メタルモンスター」しか倒す価値ないですよね。

それ以外のモンスターがエンカウントしたら、
イライラするし、すぐに逃げるコマンドを選択して、
すぐさまメタルモンスターを探し回る作業に戻りますよね。

つまりみんながみんな、マンネリした同じ行動をとるので、
結局ワンパターンなルーチンワークみたいなところは、
正直隠しきれないと思うんですよ。

その弊害として、はぐれメタルが存在する狩場が渋滞して、
他のしょぼいモンスターしか存在しない狩場は、過疎化の一途をたどるという、
二極化を招いてしまう惨状が現れてしまうのです。

 

しかし、ROというゲームは、
「カードシステム」という設定を用いて、
この問題を一発で解決しました。

例えば、ROの世界ではモンスターの数がごまんと存在するわけですが、
モンスター1体1体ごとに、固有のカードという、
レアアイテムをドロップする設定を採用していました。

これは本当にすごいシステムでした。

これのおかげで、
「雑魚モンスターのくせにレアカードを保有する」
という世界観が展開されるようになったのです。

つまり、経験値もしょぼいし、鬱陶しいモンスターだけど、
レアカードを保有しているから、仕方なく倒す必要がある。

というモンスターを多数散りばめる事で、
マンネリした狩り生活を一変させてくれたのです。

 

先ほどのドラクエを例に挙げると、
「スライムベス」とか「グレムリン」みたいな、
倒しても大してメリットがないモンスターが一変して、
超人気モンスターとして下克上する事ができたのです。

逆に「はぐれメタル」みたいな人気モンスターは、
経験値は美味しいけど、お金がいつまで経っても溜まらないという、
絶妙な安パイになっている場合が幾度なのです。

はぐれメタルを倒したい気持ちは山々だけど、
倒すためにはそれ相応の武器・防具が必要である。

そして、その装備品を手に入れるためには、
レアカードを保有するモンスターを倒しまくってお金を稼ぐ必要がある。

という徹底した、モンスターに対する平等制度を敷いたのです。

ドラクエの場合だったら、
とりあえず攻撃力が高い武器とか、スキルさえあれば、
お手軽にメタルモンスターを倒す事ができますけど。

ROの世界ではそれが許されず、
ちゃんとお金と経験値を天秤にかけながら、
それに適した立ち振る舞いが求められていたのです。

 

・・・。

いやいや、こんな面白い事されたら、
そりゃ学校なんか行かずにゲーム漬けの生活になりますよ。

彼女なんかいらないから、ROをやらせろって話です。

とまあこんな感じで、
もちろん他にもROには、魅力的な設定や世界観は山ほど存在するのですが、
あえて1つを特筆するなら、「カードシステム」がROの人気を支えた要素なのかなと。

これが僕なりの、ROに対する見解でした。

 

今となっては僕もとっくに引退して、
さすがにもう二度と、ROをやろうとは思わないですけどね。

それこそドラクエやFFと違って、
MMOというジャンルのゲームは終わりも存在しないし、
膨大な時間を要するので、ぶっちゃけ人生においては無駄以外の何物でもありません。

僕もROにさえ出会わなければ、
もっと人間としてのスキルを他に磨く事ができただろうし、
今頃は、もっと面白いブログ記事も量産できていた気がします。

だけど、ROから学ぶ事も多かったし、
こうして今も、その想いを熱い記事に昇華できているわけだから、
あながち無駄でもなかったのかなと。

まあ負け惜しみですけどね。笑

 

もはやMMOの文化も廃れ、
今の若者はMMOなんてやらないとは思うのですが。

今の子はソシャゲが中心なんですかね?

ソシャゲもなかなかMMOに負けず劣らず、
終わりがなければ、生産性もない時間食い虫だと聞いています。

僕は嫌というほどROで、
時間の無駄遣いの愚かさを知ったので、
さすがにソシャゲは一度たりともやったことがないのですが。

あれもなかなか中毒性はヤバそうですね。。。

 

P.S

ちなみに僕のROでのメインキャラは
「バード」という職業でした。

ROはネカマという、男のくせに女アカウントの人が多いので、
そのおかげで男キャラがけっこう少ないのですが、
バードは男キャラしか選択できないので、隙間産業で美味しかったんですよね。

バードは「ブラギの詩」という、
非常に有能な技を保有しており、パーティに絶対必要不可欠な職業でありながら、
なぜかみんなやりたがらない職業なので、周りの人から非常に重宝されるのです。

現実世界に例えるなら、
英語を喋れる日本人っていくらでもいるけど、
「イタリア語」を喋れる日本人って滅多にいないじゃないですか。

それと同じで、
ナイトとかプリーストとかはいくらでもいるのですが、
バードは滅多に存在しないので、目立つし、チヤホヤされるのです。

基本はブラギを使用するだけなので、
武器も必要ないし、弓を使えばお金稼ぎも容易なので、
コスパにおいて、他の職業をぶち抜けるポテンシャルを保有しているのです。

それにしても、あらためて考えると、
僕はゲームの世界でも小賢しい事を考えていましたね。笑

 

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名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

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そこで、情報発信をはじめてみたら、
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もっともっと面白くしていくので、
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