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なぜwebデザイナーはエンジニアになろうとしない?

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こんにちは、ちゃんのおです。

 

唐突な話になりますが、
最近僕は、転職に成功しました!

システム開発を中心とした業務に取り組む、
「開発エンジニア」
という職にジョブチェンジを果たしたのです。

そもそも僕は、webデザイナーという業務に従事しており、
まあ、のらりくらりと勤務を続けていたわけですが。

「このままじゃ腐っちまう・・・。」

という焦燥感が日に日に強まり、
この度は、webデザインの世界から足を洗い、
システムエンジニアに転職した所存になります。

 

さて、ここからは少し専門的な話になりますが。

webデザイナーとは、
「html・css」を中心としたコーディング作業により、
ホームページを作成する業務になります。

そして、「photoshop・Illustrator」によって、
画像処理やロゴ作成も同時に行い、
コーディングに加えて、さらに煌びやかなグラフィックを生み出す仕事です。

と、ここまで聞くと、
さぞかしスタイリッシュでオシャレな仕事かと錯覚してしまうかもしれませんが、
実際の業務内容たるや、まあルーチンワークです。

そして、ルーチンワークの業務というのは、
薄利多売になってしまったり、ツールで代用されてしまったりするのが、
この世の常になっています。

例えば、そろばんで計算をする能力って、
明治とか大正の時代は貴重な能力でしたけど、
「電卓」というものが登場した瞬間、そろばん能力はオワコンとなりました。

それと同じで、ここ近年、
「ホームページビルダー」と呼ばれる、
「お手軽ホームページ作成機能」が次々と誕生してしまったのです。

その結果、手作りでホームページを作成する、
webデザイナーの需要は縮小してしまったのです。

電卓があるから、そろばんはいらない。
ホームページビルダーがあるから、webデザイナーはいらない。

という残酷な惨状が日増しに強くなってしまったのです。

 

さて、この現実に耳をふさいで、
聞こえないフリをするとどうなってしまうのかというと。

ある日突然、

「今後はホームページビルダー使ってホームページを作っていくから、
お前みたいなwebデザイナーは給料泥棒だから退職してくれ!」

と肩叩きに合う可能性があるのです。

 

・・・。

やってられっか!

僕は勇気を出して、
webデザイナーの世界から足を洗おうと決意したのです。

昭和の頃って、商店街がすごく活気に溢れていたけど、
大型デパートが登場したせいで、今や商店街は閑古鳥が鳴いていますよね。

そして、アマゾンや楽天などのネット通販が登場したせいで、
大型デパートも、昔の商店街の後を追うように、
閑古鳥が鳴いてしまっているのが、今の日本の現実です。

それと同じで、
ホームページビルダーが登場したせいで、
webデザイナー業務も、閑古鳥が鳴いてしまったのです。

 

この現実はムカつくけど、まあ仕方ありません。

文句を言っても何も変わらないし、諸行無常が世の常なので、
うだうだ文句を言っている暇があったら、
また新しいスキルを身に着けて転職する必要があると思ったのです。

ここで一番の悪手は、
「webデザイナーの肩書にこだわって泣き寝入りをする事」
であると、僕は思います。

これは株と同じ話です。

赤字になったのはしょうがないから、すぐに損切りすればいいのに、
「もしかしたら、黒字になるかも!」
という希望的観測に突っ走ってしまうと、破産に陥ってしまうのです。

素直に負けを認めて、損切りをして、
次のステージに登る事を考えないと。

そして、webデザイナーも、
さっさとジョブチェンジを視野に入れた方が、
将来を見据えた上で、絶対に好転すると僕は踏んだのです。

 

さて、webデザイナーの世界から足を洗うと決めたら、
次に何の職に従事するのかって話になりますが。

僕はすぐさま、
「エンジニア」
に移行しようと決意しました。

こちらの記事でもお伝えしましたが、
僕はフリーター時代の頃から、エンジニアには魅せられており、
いつかはやってみたいと思っていた職業でした。

それこそ、webデザイナーのように単調な業務ではなく、
より一層と専門性が高く、それこそパソコンがちょっと使える程度の人材では、
代用が利かない、非常に奥の深い職業です。

しかも、いずれはフリーランスという、
花形ポジションに昇華する未来も期待できるので、
僕としてはピンチはチャンスって感じで、
今回は良い機会だと前向きに考えるようになったのです。

 

さて、ここで需要と供給の話に戻りますが。

webデザイナーの時も少し思いましたが、
基本的に女性はITの世界に身を投じようとしません。

まあ、photoshopとかIllustratorのような、
画像処理はパートのおばちゃんとかでもたまに存在するのですが、
英字数字をカタカタと羅列する、IT系を避ける傾向があります。

そして、最近の若者って、
スマホばかりを操作するだけで、基本的にパソコン操作を嫌がります。

エクセルやパワポなどの、office系は授業とかでもいじりますが、
プログラミングなんて基本的にやろうともしません。

「最近の若者はパソコンを使えてすごい!」

と評する年寄りはたくさんいますが、
それはただの固定観念で間違った俗説です。

もちろん稀に、ぶっちぎりのITスキルを保有した若者もいますが、
数でいうと非常に少ないです。

実際に僕がIT系の会社で携わった限りでは、
70~80年代生まれの人がパソコンに強いイメージがあり、
90年代以降に生まれた若者は、スマホばっかりでパソコンを使えないイメージです。

そして、言わずもがな、
年寄りはパソコンを使う事ができません。

 

さて、ここで一度整理します。

1.女性
2.若者
3.年寄り

このあたりの人種は、
エンジニア・プログラミングを中心とした、
ガチガチのIT系に従事する事を嫌がる傾向があるのです。

「う~ん、パソコンで数字英字をカタカタ打ち込むのって難しそう!やりたくない!」

みたいな感じで、
最初から脱落してくれるのです。

そして、身近な肉体労働系に走りたがるのです。

となってくると、供給量が少なくなり、
昨今の日本ではIT系は需要に対して供給不足となってしまい、
実は美味しい職業として密かに存在しているのです。

 

だけど、ちゃんと真面目に勉強をすれば、
僕みたいに車の運転免許に2回も落ちた間抜けでも、
ちゃんと就職できちゃう世界なのです。

ちなみに僕は、こちらの参考書を買って、
3週間で試作品アプリを完成させて、面接に行って、
1社目で合格したので、1か月ですべての転職活動が終りました。

あまりにヌル過ぎて、拍子抜けでした。

まあ給料は未経験なので、たかが知れてますが、
webデザイナー時代よりも上がったので満足です。

つか、さすがにwebデザイナーと同じ給料だったら割に合わん。笑

服装髪型も自由だし、
最近は残業問題が取り沙汰されたおかげで、労働環境もマシになったし、
土日祝日も休みだし、そして何よりスキルがちゃんと溜まるのです。

それこそ接客業とかと違って、
金とは別にスキルが溜まるのがデカいです。

スキルさえ身につけば、オッサンになっても、
もっと条件の良い会社に容易に移れるし。

というか未経験の小僧なんかよりも、
むしろ実務経験があるオッサン需要の方がデカいです。

 

はあ・・・。

転職に成功して嬉しい反面、
「どうして僕は最初から、エンジニアになろうとしなかったのだろう」
という後悔も存在するのが正直なところです。

webデザイナーで遊んでる暇があったら、
最初からエンジニアになっておけば、今頃スキルも溜まりまくってて、
給料も上がりまくってて、あわよくばフリーランスになれてたかもしれないのに。

 

とまあ、こんな感じで、
もしもwebデザイナーになるか、エンジニアになるか悩んでいる人は、
少しでも今回の話が参考になれば幸いに思います。

そして、現在webデザイナーに従事しているけど、
どこか不安を抱えている人にも、少しでも刺さってくれたのであれば、
僕も情報発信者としての冥利に尽きます。

 

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著者プロフィール



名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

そんな生活から抜け出したい!
自分から攻撃を仕掛けたい!

そこで、情報発信をはじめてみたら、
想像以上にアクセスが伸びて驚く。

もっともっと面白くしていくので、
これからもお付き合い願います!


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