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愚痴、文句、クレーム、ネガティブな文章を面白くしちゃう方法

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サボりつつも、定期的にブログを更新している甲斐あってか、
アクセス数も順調に伸び、気色がよろしい事この上ない昨今ですが。

さすがに何十記事も更新しまくっていると、
ある程度の法則性というか、
伸びる記事と伸びない記事の違いみたいなものが、
なんとなく見えてくるようになりました。

これって、ブログ開設した当初の段階だと、
まったくわからなかったのですが。

自分自身で試行錯誤を繰り返した結果、
コツみたいなものがぼんやりとわかってきたのです。

そこで今回は、自分自身の体験談も踏まえながら、
面白い記事を書くコツというか、他人から喜ばれる情報の傾向みたいなものを、
一度まとめていきたいと思います。

 

まず、結論からいうと、
「悪い部分を指摘する」
というコンセプトの記事は、想像以上に人気が出ない事に気が付きました。

例えば、

「オリンピックで同じ日本人を応援する意味がわからん。知り合いでもないのに」
とか
「警察官がタメ口なのがムカつく。偉そうにしやがって」
とか
「最近のテレビってクイズ番組ばっかでつまらん。横着しやがって」

みたいなクレームっぽいノリの記事って、
僕としては自信作のつもりで過去に投稿していたのですが、
ふたを開けてみたら、あんまりウケなかったですね。

自分としては感情論ではなく、
ちゃんと順序立ててロジカルに解説した文章のつもりだったのですが…。

最初はその現実が受け入れられなくて、
イマイチ腑に落ちない状態でブログ運営を続けていたのですが。

最近はその理由がやっとわかるようになりました。

 

僕に限らず、多くのブログ運営者って、

「斬新な切り口で勝負したい!」
「歯に衣を着せず、素直な意見をぶつけたい!」

という野望を抱きながら、
記事を投稿している人は多いと思います。

勿論、それは間違った事ではないし、大切な事でもあるのですが。
それが間違った方向に進んでしまうと、

「相手の悪い部分ばかり見つけてしまう」

という人間性に変貌してしまう危険性が生じてしまうのです。

その結果、
愚痴っぽい文章であったり、
粗探しみたいな文章になってしまう恐れがあるのです。

で、冷静に考えれば、
誰がそんな文章読みたいんだっつーのって話なのですが。

「大衆から人気がある物を、受け付けない俺ってかっこいい」

みたいなどうしょうもない考えに至ってしまうんですよね。

書いている当人としては、
ついつい悪ノリしちゃうというか、世直し先生みたいな気持ちになってしまい、
周りが見えなくなってしまうのです。

僕も定期的にそんなスイッチが入ってしまう時があり、
意気揚々とネガティブな文章を投稿してしまっている事に気が付きました。

 

しかも一番怖いのが、
それで仮に人が集まったとしても、
攻撃的な人ばかりが集まっちゃうところなんですよね。

幸いにも、僕の読者さんは、
読解力が高い人が多くて、ポジティブな意見であったり、
前向きな意見を頂く事が多いので、僕としては非常に助かっているのですが。

他のブログ運営者の話を聞いていると、
実は裏で読者と激しい口論バトルというか、
論破バトルみたいなのを日夜繰り返しているみたいです。

まさに「類は友を呼ぶ」という感じで、
愚痴とかクレームとか、ネガティブな文章ばっかり投稿していたら、

「そりゃ質の悪い読者ばかり集まるよね」

という至極当たり前の話になりますが。

これって、客観的に考えると、
当たり前すぎる話に聞こえるかもしれませんが、
お恥ずかしながら、僕はその事実に最近気が付きました。

やっぱり熱中して文章を書き続けていると、
ついつい周りが見えなくなって、ダークサイドに陥ってしまう時もあるのです。

だからまずはここは気を付けようと、
ブログ運営を続けていく過程で、僕は日増しに悔い改めるようになりました。

まあ、これはブログとか文章に限らず、
実生活の人間関係にも該当する話ですけど、
文句ばっかり言う人の元に、ちゃんとした大人は誰も集まりたくないですよね。

 

しかし、ここには少し問題があります。

ネガティブな内容を全否定しまうと、
今度はイエスマンというか、偽善者みたいな文章しか書けなくなってしまう、
という恐れが発生するのです。

こうなってしまうと、これはこれで萎縮した文章になってしまい、
自分の本心を押し殺しながら、情報を発信しなくてはいけなくなるので、
面白い情報発信ができなくなってしまう危険性が発生します。

「じゃあネガティブな文章を上手に書くコツって何なのか?」

を僕は今一度真剣に考えてみたのですが、
主に2つの方法を見つけ出す事に成功しました。

 

1.代案を提示する
2.教訓として受け止める

この2つのどちらかを書き殴る約束をしてくれれば、
愚痴だろうがクレームだろうが、
ネガティブな文章も許されるようになるんですよね。

 

例えば、もしあなたが、
友達とご飯を食べに行こうとした時に、

自分
「ラーメンとカレー、どっちにする?」

友人
「ラーメンはこの前食べたばかりだから行きたくない。カレーは嫌い。」

って会話になったらムカつきますよね。
否定ばっかする人間を好意的に思う人はいないわけで。

じゃあどうすればいいのかというと、

友人
「ラーメンはこの前食べたばかりだから行きたくない。カレーは嫌い。
だからパスタにしない?ここから近いし。
しかもちょうど今、クーポン券持ってるんだよね。」

という感じで、
根拠を踏まえた上で代案をしっかり提示すれば、
批判から改善案に昇華する事ができるのです。

これだけで不愉快に思う人は激減するわけで。

この手法をブログ記事に活用する場合、
例えば、クイズ番組ばかりのテレビ業界を批判する記事を書く時だったら、

「最近のテレビはクイズ番組ばかりでつまらない。」

で終わらせるのではなく、

「最近のテレビはクイズ番組ばかりでつまらない。
もっと〇〇みたいな番組を増やせばいいのに。
そうすれば△△の視聴者も抱き込めるし、××という結果も期待できるのに。」

みたいな感じで終結させれば、
話も膨らむし、記事自体も個性豊かに昇華されるのです。

 

で、もう一つの、
「教訓として受け止める」
についてですが。

例えば、もしあなたが、
会社の同僚と飲み会をした時に、

同僚
「上司の〇〇うぜー、あいつ他人にばっか責任押しつけやがって。」

みたいな愚痴を聞かされても、
面白くないし、むしろ同僚の事をカッコ悪いとさえ思いますよね。

じゃあどうすればいいのかというと、

同僚
「上司の〇〇うぜー、あいつ他人にばっか責任押しつけやがって。

でもそのおかげで、俺のスキルは向上されたし、
俺が頑張ってる姿を他部署の△△ちゃんが見ててくれて、クッキーくれたんだよねw

つか、今回の一件ですげえやる気出たし、
むしろ上司を追い越すまでの算段を思いついちゃったんだよね。」

みたいな感じにしたら、
めちゃくちゃカッコ良いし、こっちも熱い気持ちにすらなれますよね。

この手法をブログ記事に活用する場合、
例えば、警察官がタメ口なのがムカつく事を記事にする時だったら、

「警察官は常にタメ口で偉そうだからムカつく。」

で終わらせるのではなく、

「警察官は常にタメ口で偉そうだからムカつく。

でも、そのおかげで、
自分は昔以上に言葉遣いに気をつけるようになったし、
相手に対してちゃんと経緯を払うようになったんだよね。

そしたら、取引先と商談する時も、前よりスムーズに進むようになったんだよね。」

みたいな感じで文章を書けば、
愚痴じゃなくなるし、読んでて気持ち良い印象に早変わりしますよね。

 

とまあこんな感じで、
愚痴なり文句なり、ネガティブな文章って使い方を誤らなければ、
むしろ重厚な面白い文章に変貌させる事もできちゃうのです。

そう考えると、毒を以て毒を制すじゃないけど、
「一概にもネガティブな文章は全否定してはいけないな」
と考え改めるようになりました。

しかし、それがわかってても、
「代案も提示できないし、教訓として受け止める事はできない!」
という時も、もちろんあるとは思うのですが。

じゃあそんな文章は需要がないから書くのをやめましょう。
自分が心の中で思ってればいい事であり、世に発信するべき内容ではありません。

文章の内容が正しいか間違っているかは二の次で、
読者が喜んでくれるのか、価値を感じてくれるのかが最重要なので。

それを約束できないのなら、そんな文章はクソくらえなのです。

 

という事を、最近僕は、
一流ブロガーに口酸っぱく聞かされました。汗

もし昔の僕と同じで、
当てはまっちゃう方は、是非一緒に気を付けていきましょう。

 

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著者プロフィール



名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

そんな生活から抜け出したい!
自分から攻撃を仕掛けたい!

そこで、情報発信をはじめてみたら、
想像以上にアクセスが伸びて驚く。

もっともっと面白くしていくので、
これからもお付き合い願います!


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