ペヤングを食べたら、謝罪の大切さがわかった
真夜中にコソコソいかがわしい事をしていたら、
なにやら小腹がすいてきたので、
買い置きしていたペヤングソース焼きそばに舌鼓を打っていたのですが。
ふとその時、昔話題になった、
「ペヤングゴキブリ混入事件」
の話を思い出しました。
ご存知のない方に、経緯を簡単にご説明させていただくと。
とある大学生がペヤングを食べようとしたら、
焼きそばの中にゴキブリが入ってて、それをtwitterにアップしたら、
それが話題になって、メーカーの「まるか食品」が謝罪をした。
という顛末になっています。
確かに自分がこれからペヤングを食べようって時に、
もしも、焼きそばの中にゴキブリが入っていたらビックリしますね。笑
もちろん食べる事はできないし、
不良品だからお金も無駄になったわけで。
自分が被害者だったら、イライラすると思います。
しかし。
僕の場合、もしゴキブリを発見したとしても、
おそらくヒステリックにクレームはしないと思います。
そりゃ食品を扱う業界であれば、
多少なりとも害虫なり不純物が混入してしまうのは、
致し方ないリスクだと思うのです。
だから我慢というか、泣き寝入りというか、
まあとにかく、まるか食品を陥れるような事はしないと思います。
そして大半の国民も、同じ見解になるのではないでしょうか。
事件を摘発したところで、自分自身にメリットはないし、
トラウマになったのであれば、二度と購入しなければいいだけだし。
とまあ、今一度冷静に考えてみると、
意外と些細な事件だった気がするんですよね。
実際に今現在もペヤングは、何事もなかったかのように売れているわけだし。
そう考えると、なぜあんな大事件に発展してしまったのだろうか?
それをふと考えてみる事にしました。
結論から言うと、
まるか食品の対応が問題だった気がするんですよね。
twitterで画像アップした大学生に対して、
「お互いのために画像を削除してください」
「真偽を確かめたいので、調査時間をください」
みたいな感じで、どこか上から目線というか、
イマイチ非を認めていない印象を、
国民に抱かせた事が論争ポイントだったと思うのです。
これって少しだけ、株の話と似ていると思うんですよね。
株を操っていると、時には不慮の采配で、
赤字になっちゃうのはしょうがないと思うんですよ。
それに、赤字が発覚した場合は、
すぐに損切りすれば最小限のダメージで済む話なわけで。
ここで一番の問題は、赤字とわかっていながらも、
「もしかしたら黒字に転向するかも・・・!」
みたいな感じで、図々しい事を考えると破滅するんですよね。
それと同じで、
食品衛生面で問題が発生してしまったのはしょうがないので、
嘘でもいいから、
「今後は衛生面を徹底します!すみませんでした!」
と企業側が速攻で謝罪をしていれば、
大きな騒動にはならなかった気がするんですよね。
事件が発生した事よりも、
「迅速に対処できなかった事」
が最大の問題だったと思うのです。
これは「ベッキー不倫問題」の時も思ったのですが、
不倫をした事ってそこまで問題じゃないと思うんですよね。
「まあ、人を好きになっちゃったならしょうがないか」
で終わる話だと思うのです。
しかし、ここで問題だったのは、
「ベッキーが他人をおちょくった点」
だと思うんですよね。
「まあ、馬鹿だから騙せるっしょw」
という高圧的態度だったのが問題だったわけで。
しかも、ベッキーって、
「お騒がせしてすみませんでした!」
と謝罪はしたものの、
「他人をおちょくった事」
については一切言及をせず、煙に巻こうとしましたよね。
ベッキー自身の口から、
「センテンススプリングとは何だったのか?」
「卒論とはどういうつもりだったのか?」
という点は一切言及されていませんからね。
ペヤング事件もこれと同じ話で、
ゴキブリが混入した事よりも、
「国民は馬鹿だから、隠し通せるっしょw」
という感じで、
「高圧的な印象を世間に与えた」
というのが一番の論争が巻き起こった点なのかなと思うのです。
さて、僕はこの一件で、色んな事を学びました。
僕はこれからブログを運営していく上で、
おそらく何かしらの良からぬ問題を起こしてしまったり、
もしかしたらアンチが多数発生してしまう事件を起こしてしまうかもしれません。
で、それはべつに危惧していないです。
まあ、歯に衣を着せない発言を繰り返したら、
「いつかはそんな時もあるだろう」
と達観している部分もあるのです。
むしろ無難な発言ばかりを連発して、
誰にも刺さらない文章の方が不味いですからね。
嫌われる事よりも、無関心の方が怖いわけで。
まさに、
「好きの反対は嫌いじゃなくて、無関心です!」
というベタな論法です。
しかし、ここで絶対に忘れていけないのは、
「自分が間違っている場合は、即座に謝罪をする」
という点だと思うのです。
というか、素直に謝罪をすれば、
みんなって優しいからけっこう許してくれると思うんですよね。
だけど、ペヤングとかベッキーと同じで、
変に煙に巻こうとしたり、なかなか謝罪をしなかったら、
それが相手の反感を買って、過大な事件に発展してしまうのでは。
と僕は思っている節があるのです。
ブログを運営していると、
ついつい人気が上がる方法ばかりを考えてしまいますが、
それと同じくらい重要なのが、人気が落ちない方法だと思うので、
そう考えると、今回の話は今後非常に重要になると思いました。
そんな事をペヤングを食べながら、見つめなおした今日この頃でした。
ーーーーーーーーーーーー物足りない方へーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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