安定した職業の特徴を知っていますか?
こんにちは、ちゃんのおです。
今日はお題の通り、
「本当の意味で安定した職業について」
を語っていきたいと思います。
そもそも日本人というのは、他の国に比べても、
特に「安定」を求める国民性と言われています。
例えば、最近は少し落ち着きましたが、
一時期の公務員人気ってヤバかったですよね。
高度経済成長期が終った昨今、
もはや大手企業ですら未来が確立しなくなったわけで、
となってくると、昔は大して人気がなかった公務員の倍率が殺到しました。
公務員になれば、給料も安定しているし、
景気に左右されにくく、民間企業とちがって倒産のリスクもないし、
手当とか退職金も、よくわからん中小企業よりも期待できるし。
もしも、娘が公務員の旦那を見つけてきたら、
「よくやった!」
と両親も鼻が高かったと思います。
が、しかし。
僕はこの考えは間違っていると思うし、
この考えを踏襲しすぎてしまうと、いずれ破滅を呼ぶと思っているのです。
そこで今回は、
「本当の意味で安定した職業」
についての定義を、あなたと一緒に考えていきたいと思います。
さて、大前提として、
当たり前の話になりますが。
ビジネスというのは、野心を持った人間が何かを創った結果
それがいずれ、大きな富として返ってきますよね。
つまり、
「何か面白い事をやってやろう」
「損して得を取るというスタンスで食ってかかってやる」
「マンネリした風潮に一石を投じてやる」
という挑戦的な人間こそが、
成果を挙げるというのが世の常になります。
しかし、安定を求める人間というのは、
上記の人種とは真逆のパターンが幾度になります。
おんぶにだっこの姿勢で、
「とりあえず長い物には巻かれとけば何とかなるだろ」
という他力本願スタイルが大半なのです。
だけど、それは新たに何も創っていないわけだから、
大きな富を生まず、いずれ不安定な未来が待っている気がしてならないのです。
上昇する野心もなく、ずっと低空飛行をしていたら、
そりゃいつかは墜落するよねって話です。
安定を第一に求めた人間ばかりが集まった組織というのは、
最初は景気が良かったとしても、
いずれ尻すぼみになり、衰退の一途を辿ると思うのです。
自分で何か生み出す事もなく、
大きな母体に乗っかるだけの思想は、
非常に危険だと思うのです。
そして、この話を端的に表しているのが、
言わずと知れた、「ベッキーゲス不倫事件」になります。
この事件の当事者である、
ベッキー氏と川谷氏ですが、実はこの2人って、
事件後の立ち位置が、両極端な結末を迎えてたのです。
というのも、ベッキーは今もなお、
芸能界では自粛する形で、依然とは格段に活動範囲が狭まってしまいました。
それに対し川谷氏は、今でも快適に音楽活動に専念できている現実があります。
というのも、川谷氏は、
何かを創る側の立場だったから安定できたのです。
むしろあの事件のおかげで、
炎上マーケティングよろしく、知名度が上がったわけだから、
ファンが増えたり、音楽性が認知された可能性すらありますよね。
少なくても僕は、あの事件で川谷氏の事をはじめて知ったし。
音楽という作品を創って、
あとはかっこいいライブパフォーマンスさえすれば、
ぶっちゃけプライベートは何をしてもいいのです。
しかし、それに対してベッキーは、
自身で何かを創る事がなく、創られた物の上に乗っかっている場合が幾度でした。
作家なり、ディレクターなりが構成した企画に出演し、
演者としての立ち振る舞いは完璧にこなしていたものの、
あくまでも自分自身で、何かを創る側には回っていなかったのです。
つまり、手に職としてのスキルを保有しておらず、
スキルが磨かれる機会もなかったのです。
となってくると、
「人間性」というフワフワした物に頼る必要が生じるので、
彼女は「好感度」という不安定な武器だけで戦ってきたのです。
で、それが取り上げられた瞬間、
今まで通りの仕事ができなくなってしまったのです。
言い方は非常に悪いのですが、
自分自身の力で何かを創らない人間というのは、
代用が利く存在になってしまうんですよね。
「ベッキーじゃなくて、こじるりでいいでしょ」
みたいな感じで、
自分のポジションが危ぶまれてしまうのです。
川谷氏の音楽は、川谷氏にしか創れないですけど。
さて、ベッキーと川谷氏の両名ですが、
どちらが安定した職業かというと、
言わずもがな、川谷氏に他ならないですよね。
おそらく事件が発生する前だったら、
「音楽なんていつ稼げなくなるかわからないぞ!」
と言われたと思います。
それに対してベッキーの場合は、
「あの子はいい子だから一生安泰だよ!」
と言われたと思います。
しかし、蓋を開けてみれば、
川谷氏の方が安定したキャリアパスを描いていたのです。
野心を抱き、何かを創れる人間には、
それこそ安定した未来が待っていると、僕は思うのです、
それとは逆に、独自で何かを生み出さず、
とりあえず長い物には巻かれているという姿勢の人間には、
安定した未来が待っていない気がするのです。
他にも例えば、元モーニング娘の吉澤ひとみさんが自動車事故を起こし、
社会復帰が困難な状況に陥った事件がありました。
おそらく彼女は、元の芸能生活には戻れず、
不安定な生活が今後、待ち受けていると思います。
そしてこれは彼女だけの話ではなく、
十中八九の人間は刑務所に入所してしまったら、
出所した後に、元の職場に戻れなくなっちゃうと思います。
だけど今回の事件の当事者が、
もしも「ワンピースの作者」だった場合。
正直、刑務所に入ったとしても、
出所した後も今の仕事に戻れるはずです。
ワンピースの続きはみんなが待ち望んでいますからね。
ぶっちゃけ作者が何をしようとも、
面白い漫画さえ描いてくれれば、
作者の背景とか経歴とか、どうでもいいわけで。
だって、ワンピースの続きは、
作者本人にしか描けず、代わりが利かない存在なのです。
まあ、さすがに少年ジャンプとか集英社には戻れないかもしれませんが、
その場合はそれこそネット掲載なりで、
電子出版でもすれば解決できちゃうわけで。
やっぱりこの場合も、
何かを生み出す側の人間になれば、
それは安定した職業として成りえるって話なのです。
とまあ、こんな感じで、
何かを創る仕事こそが安定した職業であり、
それこそが公務員以上の安定した未来が待っているのかなと。
これが僕の見解になります。
そして僕も、それこそ最悪は刑務所に入っちゃったとしても、
出所後も安定した未来が描けるようになるために、
手に職として、現在はエンジニア業に勤めているわけです。
※参考記事
なぜwebデザイナーは、システムエンジニアになろうとしない?
ぶっちゃけエンジニアも、
犯罪歴が過去にあったとしても、コードを組んでプログラムを生み出せるなら、
いくらでも社会復帰できてしまいます。
安定した職業とは、刑務所から出所した後も、
今まで通り働ける仕事だと思うんですよね。
あとは、特定の人間にしかこなすことができない、
代わりの利かない存在になることです。
儲かる儲からないとか、褒められる褒められないとか、
仕事選びには色々なファクターが存在していますが。
「創る、生み出す」という概念を、もっと重視した方が、
安定した仕事に直結できる気がするんですよね。
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