フライボール革命とクールビズの成り立ちを知ったら、悩み事が吹き飛んだ
こんにちは、ちゃんのおです。
相手と会話をする時、
自分の発言に自信を持てない時って多々ありますよね。
自分の発言内容に矛盾があった場合、
相手からその落ち度を突かれたり、
反論されてしまうんじゃないかって怖くなりますよね。
その結果、それが怖すぎて、何も喋れなくなってしまい、
自分の主義主張を相手に伝える事ができずに、
相手の言いなりになってしまったり、イライラする事もあると思うんですよ。
で、僕の場合は特に、
ブログを運営して、日頃から不特定多数の人と関わっているので、
その恐怖感たるや人一倍で。
もしも、間違えた情報を発信してしまったら、
恥をかくし、批判が飛んでくるんじゃないか、、、と、
それが怖くて怖くて、萎縮してしまう部分もあったのですが。
他業種の方々の生きざまというか、前例を調べてみたところ、
「あれ、俺ってなんでこんなくだらないことで悩んでたんだろ。笑」
という感じで、吹っ切れた状態になれたので、
今回はそのあらましについてを、あなたにお伝えしていこうと思います。
最近僕は、野球観戦をしている時、
「昔に比べてホームランというか、長打が増えたな~、」
と素人ながらに感じていたのですが。
どうやらこれは、気のせいじゃなくて、
野球界全体で、
「フライボール革命」
という前代未聞の風潮が席巻している事が発端らしいのです。
ちょっと専門用語になっちゃいますが、
ホームランが出やすいバットの角度を「バレルゾーン」と呼び、
最近の打者はバレルゾーンを意識してバットを振った結果、
ボールの飛距離が格段に伸び、それがホームランが増加した原因の1つらしいのです。
これは近年のメジャーリーグで採用され、
瞬く間にホームランを量産する打者が激増したので、
日本球界もそれに影響を受けた結果、日本でもメジャーでも、
とにかくホームランが増えまくった顛末になっています。
とまあ、ここだけの話を聞くと、
「フライボール革命って最高じゃん!なんで今までやらなかったの?」
って話になるのですが。
そもそも野球というのは、
「フライを打ったら怒られる。ゴロだと怒られない」
という指導が、少年野球の頃から徹底していました。
「フライボール革命!」
「バレルゾーン!」
って聞くと、聞こえはカッコ良いのですが、
普通に考えると、その名の通り、フライが増えるんですよ。
つまり、簡単に打ち取られちゃって、
結果的にバッテリーからカモられてしまいます。
だから僕も、子供の頃に野球を少しやっていた時、
大振りのアッパースイングでバットを振ったら、
「もっとコンパクトにバットを振れ!ボールを打ち上げるな!」
みたいな感じで説教されたのを覚えています。
元来、日本が得意とする野球は、
「スモールベースボール」
と呼ばれ、とにかくコンパクトにバットを振って、
「まずは塁に出る」
という、フライボール革命とはかけ離れた戦略が定石とされていたのです。
しかし、プロの世界でフライボール革命が流行った結果、
今となっては少年野球、高校球児の間でもバレルゾーンを意識した、
大振りの打者が増え、ホームランも量産されたと聞きました。
・・・。
僕の時代の野球指導って何だったんだ。笑
まるっきり今と真逆の指導をされていたのに。。。
う~ん、なんか納得できないというか、
真面目にスモールベースボールを実施していた昔の僕が、
まるで馬鹿みたいですね。
ちょっと話は脱線しますが、
この話って「クールビズ」が流行った時と同じ感覚があるんですよね。
昔、ホリエモンがカジュアルな服装で仕事をしていたら、
叩かれまくっていたのを覚えていますか?
「スーツで仕事をしないとおかしい!」
「ネクタイをつけないのは社会人失格だ!」
みたいな感じで、ラフな格好で仕事をするホリエモンが、
ワイドショーとかでボコボコに叩かれていたんですよ。
で、その少し後に、
「クールビズ」という政策が日本全体で起こり、
カジュアルな格好で仕事に臨む社会人が激増したんですよね。
クールビズという言葉が流行った瞬間に、
今までホリエモンを叩いていた人達は手のひらを返したかのように、
ネクタイを外し、涼しい恰好で仕事をするようになったのです。
・・・。
いやいや、今までどのツラ下げてホリエモンを叩いてたんだよ!
すぐにコロッと意見を変えやがって。
という話になりますが、
まあ世間ってこんなもんだなというエピソードになります。
で、ここで何が言いたいのかというと。
フライボール革命しかり、クールビズしかり、
今まで非難されていた現象があっさり流行った時って、
「スモールベースボールばかり推奨してすみませんでした!」
「ホリエモンのカジュアルファッションを否定して申し訳ありませんでした!」
という謝罪の言葉は誰からも一切なく、
何食わぬ顔で、厚顔無恥な態度を貫く人がとても多いんですよね。
「まあ、誰しも間違える時はあるっしょ。笑」
「時代だよ時代!昔は昔!今は今!」
みたいな感じで、
ふんぞり返って、右向け右で知らん顔をしているのです。
ワイドショーでホリエモンの服装に難癖つけていた人は、
いざ自分がクールビズでラフな格好をするようになった時、
誰一人としてホリエモンに一切謝罪はしなかったし。
スモールベースボールを強制したせいで、
伸び悩んでしまった打者に対して、
謝罪をした指導者なんて誰一人としていないはずです。
他にも別の事例を挙げると、
「うさぎ跳び」を強制する時代ってあったらしいじゃないですか。
あと、「水を飲んではいけない!」
という謎ルールがあったり。
だけど、当たり前の常識ですが、
うさぎ跳びにしろ、水飲みの禁止にしろ、
スポーツの世界において、百害あって一利なしじゃないですか。
しかし、そんなふざけた指導方法が過去に流行っていたし、
それで教え子が身体に害を及ぼしたとしても、指導者達は知らん顔だったのです。
さて、この話はそろそろ終らせて、冒頭の話に戻ろうと思いますが。
なんというか、間違った発言を恐れて、
萎縮する人間が馬鹿みたいですよね。
どうやら日本というのは、
間違えた発言や、間違った指導方法を相手に強いたとしても、
あまり反省しなくても良い国民性っぽいですね。
どうしてもっていうなら、
最後に軽く平謝りしとけばそれでOKっぽいです。
もちろん、なるべく間違いが発生しないように立ち振る舞う必要はあります。
しかし、仮に間違えたとしても、
あまり気に病む必要はないというか、いらぬ心配みたいです。
そう考えると、我々のような一般人は尚の事で、
発言の矛盾を恐れて、何も喋れなくなるのは怯えすぎというか、
むしろ滑稽にすら映るので、自然と気が楽になりますよね。
ビクビクしちゃって、自分の主義主張ができなくなっちゃう人は、
今回の話を頭の片隅に置いて、時には思い出してみてください。
僕も強気な攻め姿勢をもっと増やそうと思いました。
P.S
ダルビッシュ選手も今でこそ、
野球界の雄みたいな扱いを受けていますが、
「俺は日本球界にずっといる!メジャーに行くくらいだったら引退する!」
「大谷翔平はピッチャーに専念した方がいい。メジャーで二刀流は無理だよ。」
みたいな感じで、大口を開いていましたが、
あっさりと本人はメジャーに渡米したし、
大谷選手はバッターとしてメジャーで大活躍している現実があります。
とまあこんな感じで、
彼は暴論というか矛盾発言を連発していますが、
相変わらずTwitterフォロワー数は凄まじく、多くの人から愛されています。
そもそも、これらの件について、
誰もダルビッシュ選手を非難していないし。
じゃあ、僕ごときがブログで何を言っても、
発言内容が矛盾しちゃったとしても大した問題じゃないし、
心配するだけおこがましい話だったと気づき、
「くだらない悩みだったんだなぁ」
と感慨深い気持ちになりました。
仮に間違えたとしても、すぐ謝ればそれで終わる話みたいですね。
だったらもっと自信満々に情報発信していこっと♪
ーーーーーーーーーーーー物足りない方へーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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