起承転結を制すれば、聴衆の視線を一網打尽にできる
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こんにちは、ちゃんのおです。
突然ですが、あなたにお聞きしたいことがあります。
僕が昨日食べた晩御飯のメニューを知りたいですか?
僕の血液型を知りたいですか?
僕の好きなガムの味を知りたいですか?
・・・。
もちろん知りたくもないですよね。笑
そんな話をされても鬱陶しいし、
「チラシの裏にでも書いてろ!」
って感じですよね。
さて、今の話は極論ではありますが、
一個人の素人プロフィールとは、誰にも刺さらない情報になります。
これが許されるのは、
それこそアイドルとか、ごく一部のカリスマだけだと思います。
普通の人間には許されない訴求なのです。
これは、ブログ業界では定説となっており、
「日記を書くな!」
と口酸っぱく言われているのです。
くだらない独りよがりな文章を書くくらいなら、
ちゃんと読者視点をメインとした文章を展開しろ、と。
まあ、そりゃそのとおりだし、
それを言われたらぐうの音も出ないわけですが。
それでも僕は、この説に対して反旗を翻したい部分があるのです。
果たして本当に、プロフィールは嫌がられるのだろうか?
もしかしたら、文章力さえ高ければ、
日記って意外と面白くなるのではなかろうか?
そんな天邪鬼な反抗心が、
日に日に僕の中で、薄っすらと芽生えるようになりました。
常識を疑いたいというか、現在の自分の力を使って、
一つの神話のような絶対的概念を崩す事はできないだろうか。
そんな開拓精神が湧き上がった僕は、
少し前に、こんな記事を書いてみました。
上記の記事で、僕が最重要視したポイント、それは、
「起承転結を徹底する」
という一点でした。
というのも、万国共通で、
人間が好むストーリー展開として、
「起承転結」という法則が存在しています。
漫画だろうが、映画だろうが、これは鉄板です。
これになぞって話が展開されれば、
よほどのことがない限り、頓珍漢な展開にはならず、
まあ、そこそこの成果は期待できる構成になるはずなのです。
が、しかし。
それに対し、この世に存在する多くの日記には、
「起承転結」という筋道を軽視している傾向が如実に存在しています。
例えば、いきなり「結」から話そうとしたり、
逆に「結」を設定させず、「起承転」の3点だけでゴリ押そうとしたり。
そんなとっ散らかったトーク展開をしても、
相手は真面目にちゃんと話を聞いてくれなかったりするのです。
「俺の話を聞いてよ!」
といったところで、
「起承転結」が存在しない話を聞いてもらおうってのは、
そりゃムシのいい話ですよね。
そこで上記の記事は、
そんな失態にだけは陥らないように、
その部分だけは徹底して踏襲したのです。
それにしても、4コマ漫画とはよくできたものです。
なぜ4コマ漫画という文化はいつの時代も廃れず、
今も昔も新聞とか、多方面で採用されているのかというと。
言わずもがな、
あれは「起承転結」をしっかり用意しているので、
読者はスムーズにストレスなく読む事ができるからです。
ぶっちゃけ内容は、大して面白くないのですが、
なんやかんやで読みたくなっちゃう存在になっているのです。
これが「起承転結」の凄まじさです。
「起承転結」さえしっかり設定していれば、
話のネタはしょぼかったとしても、相手の興味を惹く事はできます。
そこで今回僕は、実験的ではありますが、
「起承転結」という4点にだけ照準を絞り、
あえて面白くない話を書き殴ってみたのです。
今回の場合の起承転結はそれぞれ、
起
「ある日、ティラミスに出会った」
承
「あまりに美味過ぎて、病み付きになった」
転
「しかし突然、気持ちが悪くなった」
結
「最初はあんなに好きだったのに、最後は大っ嫌いになった」
という構成になっています。
まあ、大雑把ではありますが、
稚拙ながらも、ちゃんと4つのルートを踏襲してみたのです。
どうでしょうか。
希望的観測にはなりますが、
なんやかんや最後まで、読むに値する記事ではなかったでしょうか。
これが「起承転結」の醍醐味です。
つまり、話は冒頭にもどりますが、
日記を書いてはいけないのではなく、
「起承転結の存在しない日記」
を書いてはいけないのだと、僕は思うのです。
ちゃんと起承転結さえ設定すれば、
日記ってむしろ筆者に親近感も沸くし、オリジナリティ溢れる訴求も、
増やす事ができるので、完全排除してはいけない存在だと思うのです。
僕はこのブログで、もう100記事以上書いているし、
一時期は25万文字以上の写経に狂った時期もあったし。
ある程度の文章力に対する、素養も備わったと思ったので、
満を持して、この度はご法度である「日記」を書いてみた、
という裏テーマが存在していたのです。
まあ、腕試しがしたかったのです。
少しでも、上記の記事に感銘を受け、
「意外と面白いじゃん」
と思っていただけた方は、
文章を書く時でも会話をする時でも、
「起承転結」という概念を、少しでも思い出していただければと思います。
面白くなるかどうかはともかく、
「聞くに値しない」
という最悪の事態だけは、
避ける事ができるようになると思うんですよね。
P.S
ちなみにこのティラミスの話を、
過去に僕の親戚に喋ってみた事があるのですが、
想像以上に反響があったので、今回は不特定多数の場にも発信してみました。
もちろん、100%内輪ネタですが、
実はこんなおちゃらけたテーマも、意外とウケたりするんじゃないかと。
それが狙いだったりします。
その結果は、今後のアクセス数の推移と照らし合わせ、
自己満足になりますが、検討してみたいと思います。
ーーーーーーーーーーーー物足りない方へーーーーーーーーーーーーー
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