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大ヒット漫画家のデビュー年齢が低い理由

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「若い」とは馬鹿です。

これは誰しもが納得だと思います。

だって、1年前の自分を思い返してほしいのですが、
大なり小なり、恥ずかしい記憶が蘇ったりしませんか?

僕なんてそれがしょっちゅうで、
いかに昔の自分が頭悪かったか、低レベルだったか、
という事を常々実感するし、その度に顔が赤くなりそうになります。

まさに、「穴があったら入りたい」というのはこの事で、
本当に過去の自分が情けなくなる時が多々あります。

しかし、それと同時に、

「今の俺って昔に比べて、けっこうレベルアップしてるじゃん。笑」

という感じで、逆に成長を実感できる時間でもあるので、
なぜか嬉しい気持ちも湧き上がるという、不思議な感覚に陥ったりもします。

 

で、これは学業とか職業にも当てはまる話だと思うのです。

入学したての1年生よりも2年生の方が学力は高いし、
入社したての新入社員よりも、2年目社員の方がバリバリと仕事をこなすわけで。

まあ、さすがにスポーツ選手に関しては、
年を取ると身体能力が下がるので、例外かもしれませんが。

基本的に人間というのは、
年を取れば取るほど能力が向上するので、
それが楽しみで生きている人間も多いと思うのですが。

そんな中で、この法則を無下にする業界もあります。

 

それはズバリ、
「漫画業界」です。

 

というのも、
「大ヒット漫画の多くは、若手漫画家が想像している」
という紛れもない事実が、確かに存在しています。

さっそく売れっ子漫画家達の、
連載開始時の年齢を挙げていくと、

ワンピース 尾田栄一郎(22歳)
ナルト 岸本斉史(25歳)
スラムダンク 井上雄彦(23歳)
幽遊白書 冨樫義博(24歳)
ブリーチ 久保帯人(24歳)

とまあこんな感じで、全員僕よりも年下だったりするのです。

サラリーマンだとしたら、
まだまだ新入社員という年齢であるにも関わらず、
ぶっちぎりのスピード出世で大ヒット漫画を生み出しているのです。

週刊連載の場合は、
「肉体的負担も大きいから、若者じゃないと対応できない」
という体育会的な理由もあるとは思います。

しかし、それにしてもなぜここまで、
若手漫画家が名実共に天下をかっさらうのか?

僕の中で色々と考えてみた結果、

「おそらくこれが最大の理由だ!」

という核心に迫る事ができたので、
今回はその旨を発表したいと思います。

 

結論からいうと、
年を取ると、行動力が低下するけど、
若者は良い意味で馬鹿だから、とりあえずすぐ行動しちゃう。

これが最大の理由だと思うのです。

例えば、世の中には、
「自己啓発本」と呼ばれる書籍がごまんと存在しますが。

けっきょく、どれも中身は同じです。

「動け」

の2文字しか書いていません。

うだうだ言ってる暇があったら、
さっさと行動をして、失敗なり恥なりをさっさと経験して、
それを学んだら、さっさと次のステージに移行しちゃえばいい。

というような旨が書いてあるだけです。

そして、これがたった1つの真理なのです。

子供の頃って、怖いもの知らずというか、
難しい事を考えないでさっさと動いていたと思うのです。

例えば、初対面の相手にも、
いきなり馴れ馴れしく話しかけたり。

でも、そんなときの方が、
意外と相手と簡単に親密になれちゃったりするのです。

 

で、上記の1流漫画家達は、
才能があったのは勿論ですが、それ以上に、
行動力が凄まじかったから大成功したと思うのです。

「最初は低クオリティな漫画しか描けないけど、
うだうだ言ってても何も始まらないし、さっさと描きまくるぜ!」

という感じで、
それこそ少年漫画の主人公みたいに、
言い訳をせずにさっさと手を動かしていたのです。

そして、さっさと脱初心者を果たし、
トントン拍子でレベルアップしまくり、
前代未聞の大ヒット漫画を、最短距離で描く事に成功したという流れです。

それに対して、年を取った大人というのは、

「今はまだ、漫画を描く時期じゃない」
「もっとたくさん勉強をしてからでも遅くはない」

みたいな感じで、
さも正しい事を言っているようにみせかけて、よくよく聞いてみたら、
行動をしないための言い訳を、ひたすら繰り返しているだけだったりするのです。

で、そんな能書きを垂れるだけの大人よりも、
グイグイ行動しまくっている若者の方が、現場で多くの事を学べるし、
経験値もみるみるうちに溜める事ができちゃったのです。

例えば、「スマホ」がまさにその典型例だと思うのです。

若者は最新のスマホを使いこなすために、
すぐにでも飛びつき、短期間で使いこなせるようになりますが。

大人というのは、
「新しい物はよくわからん!」
と拒絶し、いつまでもガラケーにこだわってたりするのです。

 

熟練者が悩みに悩みぬいた結果、
最終的に導き出された答えって、今までの傾向と対策に基づいた答えなので、
確かに有益で質の高い内容だと思うんですが。

初心者が悩みに悩みぬいたところで
導き出される答えはロクなもんじゃないと思うのです。

年齢とか関係なく、初心者の場合は、
屁理屈をこねてる暇があったら、さっさと手を動かして、
さっさと熟練者に近づいて、その後に満を持して悩んだ方が効率的ですよね。

そして、これこそが、
「大ヒット漫画の多くは、若手漫画家が創造している」
という理由に他ならないと思うのです。

人生経験が豊富な大人は、なかなか行動をしないのに対し、
若手漫画家は直情的で、さっさと手を動かしているから、
大ヒット漫画を比較的早い段階で描く事ができたのだと思うのです。

「俺は大人だ!すぐに動く若造とちがって、
計画的に物事を分析した後に、動く事にするぜ!」

みたいな感じで、
インテリぶって分析していると見せかけて、
自分が行動しないための自己正当化をしている大人が、
世の中には想像以上に多いのです。

そもそも動きながらでも、分析する事ってできるし、
動いている最中に微調整を随時すればいいだけの話だし。

 

さて、少し偉そうに物申しちゃいましたが。

この話は僕も他人事ではないのでです。

僕自身も、このブログを運営開始した当初、
まったく同じ失態を犯していました。

「今の俺は充電期間だ!時期がきたらブログを更新するぜ!」

みたいな感じで、
遅延行為に余念がなかったのです。

「いやいや、その時期っていつだよ。笑
言い訳しないで、さっさと読者を楽しませる記事を書けよ。笑」

って話なのですが、
当時は動くのが嫌で嫌でしょうがなかったのです。

そして、周りの人間も大半は、
すぐに動こうとせずに遅延行為に走りたがるので、
グイグイ行動しちゃえば、才能なんかなくても意外と周りをぶち抜けるのです。

そんな大切に気が付いた今日この頃でした。

 

P.S

これからも色んな自己啓発本が、
出版されることになると思いますが。

どうせ肝心の中身は
「動け」
にすべて収束されるはずです。

結局それしかないのです。

漫画家だろうとブロガーだろうと、
手を動かす事でしか前に進むことはできないのです。

大ヒット漫画家のデビュー年齢が若い事が
それを端的に証明しているので、僕もとにかく手を動かそうと奮い立ち、
今ではゴリゴリとブログを更新するようになりました。

 

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名前:ちゃんのお

28歳、埼玉出身。

家と会社の往復が繰り返される日々。
目的もなく、マンネリの人生。

そんな生活から抜け出したい!
自分から攻撃を仕掛けたい!

そこで、情報発信をはじめてみたら、
想像以上にアクセスが伸びて驚く。

もっともっと面白くしていくので、
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